小説「告白」レビュー
あらすじ
市立S中学校、1年B組。3学期の終業式の日、担任・森口悠子は生徒たちに、間もなく自分が教師を辞めることを告げる。原因は“あのこと”かと生徒から質問が飛ぶ。数カ月前、学校のプールで彼女の一人娘が死んだのだ。森口は、娘は事故死と判断されたが本当はこのクラスの生徒2人に殺されたのだと、犯人である少年「A」と「B」を(匿名ではあるがクラスメイトには分かるように)告発し、警察に言うつもりはないが、彼らには既に恐ろしい復讐を仕掛けたと宣告して去っていく。
Wikipediaより引用
映画のレビューもしたけど、お気に入りの作品なのでこっちも。
湊かなえさんのデビュー作。初めて読んだときは衝撃を受けた。
以後ずっと作者のファンになって出た小説は全部読んでいます。
見どころ
深く掘り下げられた登場人物の心情の機微。(あんまり深く考えてないバカもいる)
読んでいるとじりじりと追いつめられて、まるで毒にじわじわと侵されているような感覚になる。
映画を見て気に入った方にこそ是非読んでほしい。
ここが残念
事件そのものがいたたまれなくて、不快。
というところで読む人を選んでしまう。ほんとは残念なとことか無いって言いたいくらい。
それくらいおすすめの作品です。