映画「ブラック・スワン」レビュー(ネタバレ無し)

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あらすじ

バレエ『白鳥の湖』の主演に抜擢され、潔白な白鳥と官能的な黒鳥の二つを演じることになったバレリーナが、プレッシャーにより徐々に精神が崩壊していく様を描いたサスペンス映画である。主演のバレリーナナタリー・ポートマン、その振付師をヴァンサン・カッセル、ライバルのバレリーナミラ・クニスが演じる。

                               wikipediaより引用

 これは当時劇場に見に行ったんだけど、バレエ映画か~いろいろ賞とってるしおもしろそうだな~と軽い感じで見に行ったら、予想と違って結構怖い。

バレエの華やかな作品を描くというよりは、裏側の人間のドロドロした部分をこれでもかと押してくる。

小説がそのまま映画になったかのような、文学的な作品で完成度も高い。

ちょいグロ混じりなので苦手な人は注意。

見どころ

ナタリー・ポートマンの演技、ダンスはもちろん素晴らしい。

しかしそこはあくまでも味付けの部分。

メインは彼女をとりまく人間関係、そして幻覚、少しずつ狂っていく主人公

彼女の壊れるさまをゆっくり楽しんでください。

ここが残念

え?バレエ業界こっわ!!!!

いや、怖すぎじゃない?これ見て「バレエならってみよっかな!」って思う人はまずいないんじゃ・・・。

まあバレエが題材になっただけでバレエの普及が目的じゃないと思うんで問題はないのかな。

それからサスペンスというよりは演出的にホラー寄り。見始めてから あ、これ苦手なやつかも・・となる人はいるかもしれない。