アニメ「六花の勇者」レビュー(ネタバレ無し)
あらすじ
1千年前、世界を破滅に追いやった魔神と呼ばれる存在が、一輪の花を武器とした聖者によって封じられた。一輪の花の聖者は「いつか魔神は蘇るが、そのとき自分の力を受け継いだ六人の勇者が現れて魔神を封じるだろう」と予言を残した。その予言通り過去二度に渡って魔神が目覚めたが、運命の神に選ばれた6人の勇者により復活は阻止された。
そして今、三度目の魔神復活を前に、勇者たちが集結する。だが、その体に六花の紋章が浮かび上がった勇者はなぜか、7人存在した。しかも勇者たちを狙う敵を妨害するための霧幻結界を悪用され、7人全員が森に閉じ込められてしまう。7人の中の誰かが敵であることに気付いた勇者たちは、互いに疑心暗鬼に陥る。
勇者の1人、地上最強を自称する少年アドレットは、密室状態だった結界を起動する仕掛けに唯一触れられたことから、最有力の容疑者となってしまう。本来は仲間であるはずの6人から追われながら、アドレットは7人目の策略の解明に挑む。
wikipediaより引用
ライトノベル原作で作者は山形石雄。アニメーション制作はパッショーネ。
主要な声優は斉藤壮馬、日笠陽子、悠木碧、鈴村健一、佐藤利奈、加隈亜衣、内山昂輝。
復活する魔王を倒しに行くぞー!という冒険活劇の王道ストーリーかと思いきや7人目の勇者が現れたことで一変。最終回まで偽物は誰かという謎を解き明かす展開に。
見どころ
とにかく謎解きの要素がおもしろく、いわゆる人狼ゲームのような形ですすんでいく。
6人の勇者なのに7人いるというところからすでにワクワクするような設定。
キャラ立ちもしっかりしていて、ほとんどの勇者はあまり顔見知りでは無く魔族を倒すために集まった即席パーティ。つまり絆なんてほとんど無いに等しい状態で疑心暗鬼。
みんな誰を信頼していいかわからない中で自分の信頼も勝ち取らなければいけないので常にピリピリとした緊張感がつきまとっている。
状況状況で敵や味方が目まぐるしく変わっていき、話の展開にもスピード感があり、話の引きも上手いので続きが気になる。
ここが残念
続きが気になりすぎる。最終回であって最終回ではないんです。ぜひ2期を・・・。