映画「白鯨」レビュー(ネタバレ無し)

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 あらすじ

アメリカの捕鯨船団が世界の海洋に進出し、さかんに捕鯨を行っていた19世紀後半、当時の大捕鯨基地・アメリカ東部のナンタケットにやってきた語り手のイシュメイルは、港の木賃宿で同宿した、南太平洋出身の巨漢の銛打ち・クイークェグと出会い、ともに捕鯨船ピークォド号に乗り込んだ。出航のあと甲板に現れた船長のエイハブは、かつてモビィ・ディックと渾名される白いマッコウクジラに片足を食いちぎられ、鯨骨製の義足を装着していた。片足を奪った「白鯨」に対するエイハブ船長の復讐心は、モビィ・ディックを悪魔の化身とみなし、報復に執念を燃やす狂気と化していた。エイハブ船長を諌める冷静な一等航海士スターバック、常にパイプを離さない陽気な二等航海士のスタッブ、高級船員の末席でまじめな三等航海士フラスク、銛打ちの黒人ダグーやクイークェグ、インディアンのタシテゴなど、多様な人種の乗組員にエイハブの狂気が伝染し、白鯨に報復を誓う。

                               wikipediaより引用

 主役?のイシュメール(演.リチャード・ベースハート)の語り口でエイハブ船長(演.グレゴリー・ペック)を中心に描かれた話。冒頭で「おれがイシュメールだ」とか言い出すから主人公かと思ったらめちゃくちゃ影が薄い。

見どころ

エイハブ船長ことグレゴリー・ペックの圧倒的な威圧感と存在感

個人的な感想だけど、昔の役者さんって存在感がむちゃくちゃにある人多くない?

この人もまさにそんな人で、鬼気迫る様子が凄くて本当にそれだけでこの映画に魅せられてる人もいると思う。

主人公は語り部で、いわば勇者様一向について行った付き人みたいな感じ。存在感うすすぎて途中から主人公ってこと忘れてた。

ここが残念

時代的にしょうがないのかもしれないけど、鯨が雑。

基本同じ映像の使いまわしでがっかり。鯨そのものの迫力は全く感じなかった。

ただ、そんなもの吹き飛ばすくらいグレゴリー・ペックがとにかく凄い。