映画「マレフィセント」レビュー(ネタバレ無し)

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あらすじ

邪悪な妖精マレフィセント なぜ彼女は“呪い”をかけたのか?誰も知らな

い「眠れる森の美女」が、いま目覚める。

ある王国で、念願のロイヤル・ベビー、オーロラ姫の誕生を祝うパーティーが開かれ、招待客たちが見守る中、3人の妖精たちが次々に幸運の魔法をオーロラ姫にかけていく。「美しさを贈ります」「いつも幸せに包まれますように」…だが、3人目の妖精の番になった時、“招かれざる客”である邪悪な妖精マレフィセントが突如現れ、オーロラ姫に恐ろしい呪いをかけてしまう──「16歳の誕生日の日没までに、姫は永遠の眠りにつくだろう。そして、真実の愛のキスだけが姫の眠りを覚ます」と。

幸運の魔法の通り、オーロラ姫は幸せに包まれ、美しい娘に成長していく。その姿をいつも影から見守るのは、あのマレフィセントだった。その視線が時に温かな感情に満ちていることを、必死に隠しながら。そして、オーロラ姫が16歳になる瞬間を、密かに恐れながら…。

なぜ彼女はオーロラ姫に呪いをかけねばならなかったのか?──その謎を解く鍵は、人間界と妖精界とのあまりに悲しい戦いの歴史と、マレフィセント自身の封印された過去にあった。マレフィセントの呪いは成就してしまうのか?そして、呪いがマレフィセントとオーロラ姫にもたらす驚くべき運命とは?

                                 HPより引用

 ヨーロッパの童話「眠れる森の美女」、グリム童話では「茨姫」に出てくる有名な悪役「マレフィセント」をアンジェリーナ・ジョリーが演じた作品。

マレフィセントは本当に悪だったのか?悪として描かれる背景には何があったのか。という面白い視点から作られている。

笑いあり、涙ありのファンタジー。

見どころ

マレフィセントを演じるアンジェリーナ・ジョリーの素晴らしすぎる演技

完全に役にハマっていて、微妙な心の機微を眉の動き一つで表現するところには感嘆しました。

不条理、愛、嫉妬に揺り動かされ少しずつ変わっていくマレフィセント

私たちが知っている悪役「マレフィセント」は色々な出来事を経て、観客の共感する「マレフィセント」へと変貌していく。

ここが残念

こういう「マレフィセント」を作りたい!という思いから原作とは違った結末のものとなっている。

「眠りの森の美女」が好きな方こそ要注意。かなりひっかかる方は多いみたい。

単作として見れるとかなり良作です。さすがディズニー。